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目元の保湿でアンチエイジング

[2017-04-13 13:04:20]

目元 保湿

年齢の出やすい目元。その原因は乾燥にあるのかもしれません。

目元の保湿が必要な理由

気が付いたら目元にちりめんじわが……ショックですよね。毎日丁寧にケアをしているのにまったく効果が出ないとお嘆きではありませんか?目元の小じわの原因はほとんどが乾燥によるものです。目の周りは顔の他の場所と同じケアではいけないのです。目元の皮膚は薄くて刺激に弱く、しかも乾燥しやすく、紫外線にもあまり強くありません。負担がかかるのは当然のことです。

目元の皮膚は薄い上に保水機能もあまりありません。非常に水分が抜けやすい箇所です。この小じわを放置していると、目元のしわはどんどん深刻になっていってしまいます。小じわの原

放置し続けているとしわが深くくっきりとしてしまったり、アイメイクの落とし残しや、クレンジングの際のこすりすぎなどでえ色素沈着がおこり、目の下に茶クマができてしまうことがあります。真皮にまで到達した深いしわと、色素沈着による茶クマはそう簡単に消えてはくれません。できればこうなる前に対処をしておきたいですね。

目元のケアをしっかりと行うためには、どんなスキンケアを選ぶべきなのでしょうか?

化粧水はお肌の水分を保つ『セラミド』重視

目元のケアを考えるのなら、化粧水選びは重要になります。しっかりと保湿できる化粧水を選ばなければ、目元のハリを取り戻すことはできません。保湿成分には何が使われているかをしっかりと確認する必要があります。保湿成分の中でも代表的なものはヒアルロン酸とコラーゲンですが、この2つでは目元の乾燥には少し心もとないでしょう。

では、どんな保湿成分がいいのかというと、断然おすすめできるのは『セラミド』です。セラミドとは元々人体の中にも存在しており、細胞間の保水機能を持っている成分です。目元は皮膚が薄いために、元からセラミドが少なく、そのために乾燥しやすくなります。セラミドをが外部から補うことで、目元の皮膚の細胞に水分を与えることができるようになります。

セラミドにも『ヒト型セラミド』『疑似セラミド』『植物性セラミド』などがありますが、皮膚の水分を保つ効果が一番高いのは、人間の持つセラミドに一番近く作られた『ヒト型セラミド』になります。これは『ヒト型セラミド』が人間の元々持っているセラミドに一番性質が近く、かつ他の合成セラミドよりも保水機能にたけているためです。『ヒト型セラミド』を利用した化粧水なら、なかなか保湿がままならない目元にもしっかりうるおいを与えてくれます。

クリームで『フタをする』ケア

さて、セラミド配合の化粧水を使えばうるおいを保つことができて安心かといえば、それほど簡単な話ではなかったりします。いくらセラミドを補ってあげても、目元の皮膚は元々が極薄です。他の部分の皮膚に比べて厚みがありませんので、せっかくセラミドと潤いを補充しても、すぐに逃げてしまうのです。そこで、クリームにより『フタをする』ケアが必要になります。

フタ機能をするクリームとして最強の存在といえばワセリンです。しかし、ワセリンはテクスチャが固く、目元で使うにはかえってお肌の負担になってしまいます。また、メイクとの相性も悪いので、アイメイクをする際に困ることになってしまいます。最初からきちんと目元用に開発されたアイクリームをしゆして、優しくうるおいにフタをしてあげましょう。主に夜に使うものですので、昼間は美容液、夜はアイクリームで使い分ける方も多いですが、乾燥が気になる時は朝のメイク前に少量のアイクリームを塗っておくと保湿成分が昼間も実感できるでしょう。

アイクリームは価格帯によってかなり品質に違いが出てくるようです。大体8,000円以上が高品質のアイクリームの基準ライン。もちろん、いきなりその価格帯のものを購入するのは勇気がいることですが、返品保証制度付きやトライアルセットの販売を行っているメーカーも多いので、そういったサービスを試しながら自分にあったものを探してみてはいかがでしょうか?

化粧品の他に気にしておくべきこと

目元の保湿は、何も化粧水やアイクリームだけで行うわけではありません。日々のスキンケアにほんのひと手間、ふた手間加えることで、目元の保湿を最適化することができます。

まず、クレンジングと洗顔の際に、目元のお肌に負担をかけすぎないことです。アイメイクをしっかりと落とさないとお肌に負担をかけるから……とついついごしごし洗っていませんか? それはかえって逆効果です。優しく洗うようにしましょう。クレンジングは肌に優しいものを使い、アイメイクはクレンジングをなじませてからそっとふき取るようにしましょう。洗顔もたっぷりの泡で優しく包み込むようにして洗います。ごしごしこすらなくても、適切な方法でクレンジング&洗顔すれば、きちんとアイメイクも落とすことができます。化粧水で保湿した後には、化粧水をしみこませたコットンで少しの間目元をパックしてあげると、よりうるおいを保ちやすくなります。時間は5分程度が目安です。長すぎても、かえって水分が蒸発してしまいます。

また、意外に忘れがちですが、紫外線対策もきちんとしておかなければなりません。日焼け止めをこまめに塗りなおす必要がありますが、クリームやミルクタイプを度々塗りなおすのはアイメイクの兼ね合いもありますので大変ですね。顔にも使えるUVスプレーなどを利用するか、外歩きが多い方はサングラスなどを活用しましょう。紫外線は室内でも油断はできませんので、オフィスにずっといるからといって油断は禁物です。

少しの工夫で目元の乾燥を防ぎ、小じわや茶クマなどの老け顔リスクを減らすことができます。ぜひ目元のうるおいケアを実践してみてくださいね。