アイクリームの効果的な使いかた
年齢と共に気になってくる目じりのしわ。この小じわにはアイクリームでのケアがおすすめですが、効果を高めるにはどうやって使用すればよいのでしょうか？
目尻のシワは化粧水や美容クリームだけでなく有効成分を濃縮配合したアイクリームを使用することでピンとハリのある ... アイクリームではなく目元用美容液を使用する場合はサラサラとしたテクスチャーのものが多いため浸透率を上げるため ...
化粧品業界は今、目元のケアを非常に重視しているように思えます。アイクリームは高価なものからお手頃価格なものまで、様々なものが市販されています。安いものなら1000円ほどで買えるそうです。もちろん、安い分、有効成分の量は控えめになります……。目じりのしわをケアするための意識の高まりが、このアイクリームの需要に繋がっているのかもしれません。しかし、意外にどのタイミングで使うのかは人によってまちまちだったりするんですよね。このニュースのおかげで、効果的な使い方の順番がわかりました。目元は皮膚が繊細だけに、使い方を間違うとしわに効果が期待できるどころか、ますます悪化しかねません。アイクリームについては、自分にあったものを選び、しっかりと正しい手順を覚えておいた方がいいでしょう。
なぜ目元しわに効果的なアイクリームが必要？
アイクリームを使う理由は人それぞれではあると思いますが、多くの方が気になれるのはしわ、そしてくまではないでしょうか。目元は皮膚が特別に薄い箇所であり、しかもアイシャドウやアイライン、マスカラなど、顔の他の部分に比べて落としづらい濃い目のメイクを載せる場所でもあります。こすれば肌に負担がかかってしわの原因になり、化粧が落ちきらずに残っていてもやはり刺激がしわの原因となったり色素沈着による茶くまの原因となったりします。目元のケアには最新の注意を払う必要がありますし、しっかりと化粧をおとした後にアイクリームでしっかり保護してあげる必要があります。ただ塗ればいいというわけではありませんので、効果のあるものをしっかりと選びましょう。
アイクリームはしわの種類で効果を選ぶ
目元は非常に年齢の出やすい場所です。化粧品は日々進化していき、パーツごとにケアアイテムを使い分けることも当たり前になってきています。目元のしわには原因が２つあり、表皮しわと真皮しわがあります。簡単に言えば肌の浅い層のしわと、肌の奥深くに到達しているしわです。自分の目元のしわが、どちらが原因なのかを知ることで、最適なアイクリームがわかります。
浅いしわは主に乾燥が原因ですので、徹底的な保湿が必要になりま届く成分がす。ですから保湿を重視したアイクリームを選ぶべきです。深いしわは、肌の奥にある真皮のコラーゲンやエラスチンを増やす必要があります。しかしコラーゲンもエラスチンも、そのままでは分子の大きすぎて肌の奥まで浸透することはできません。真皮のある肌の奥まで届く成分で、かつコラーゲンを増やす活性化成分が含まれているものを選びましょう。
そして成分の他に重要なのがテクスチャ。かためのテクスチャのクリームを利用する場合、塗る時にどうしても力が入ってしまい、肌に負担がかかってしまいます。そうなればせっかくのアイクリームでのケアが逆効果に。ぽんぽんと指でつけてすっとなじませられるような、軽い付け心地のものを選びましょう。また、刺激が強い添加物が入っていないことも重要なポイントです。
アイクリーム選びはしわに効く成分を確認！
では、具体的にどんな成分が配合されているアイクリームを選ぶべきなのでしょうか？まず乾燥からくる浅いしわに効くアイクリームを選ぶなら、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「アミノ酸が有効成分として配合されているものを選びましょう。真皮までは届かないコラーゲンですが、保湿効果はしっかりと保てますので、乾燥によるしわには納得の効果を発揮できます。また、セラミドは細胞間の脂質のほとんどを占める成分で、水分を蓄える性質を持っていますので。保湿にはぴったりの成分と言えるでしょう。
真皮に及ぶ深いしわに効くアイクリームなら、「ビタミンC誘導体」「グロスファクター（細胞再生因子）」「レチノール（ビタミンA）」が配合されているものがおすすめです。ビタミンC誘導体は、強力な抗酸化作用をもっているものの、そのままでは変質しやすいビタミンCを肌に浸透してからビタミンCに変化させるように「誘導化」されたもの。アイクリームでは「リン酸アスコルビル」や「APPS」が一般的でしょう。グロスファクターは肌の再生能力を高めるもの。レチノールには傷ついた細胞をいやす効果があります。肌にハリを取り戻す成分です。
しわの種類については、軽く指で伸ばしてみてしわが消えるなら乾燥による浅いしわ、消えなければ真皮に及んだ深いしわと考えてよいでしょう。自分の症状にあったアイクリームを選べば、最近老け気味だった目元にも若々し差が戻ってくるかもしれませんよ。