ブログトップ

目の下のたるみを手術で美しく

[2017-04-06 10:20:28]

目の下 たるみ 手術

年齢とともに目の下がたるみ、クマが濃くなってくる……こうなってしまうと、通常のお肌ケアではなかなか治りません。美容クリニックによる専門的な治療をおすすめします。

目の下のたるみ・クマはクリニックでの治療を

30代を過ぎたあたりから次第にたるみはじめて、気づけば目の下にずっとたるみとクマが居座っている。そんなお悩みはありませんか?自宅でできるケアや、サロンでのリフトアップでは、この目の下のたるみまでは取ることができません。目下のたるみ取りは美容クリニックに依頼することをおすすめします。

そもそもなぜ目の下がたるんでくるのかというと、原因は「脂肪の突出」があります。目の下の脂肪は眼窩脂肪といい、眼球と骨の間にあって眼球を守る役割を果たしています。それが年齢と共に、まぶた上部の脂肪が下へと落ちてきて、下まぶたに突出してしまい形になります。これが下まぶたのたるみの正体なのです。さらに、目の下の部分に凸凹ができることによって影となる部分が消えないクマとして残ることになってしまいます。また、加齢による皮膚のたるみも合わさることで、よりたるみが酷く見えるようになってしまいます。

根本的な原因が突出した脂肪ですので、しわだけをケアしても治ることはありません。そしてこの飛び出してしまった脂肪は、素人のケアで同行できるものでもないのです。美容クリニックで治療をするとしたら、どんな施術が必要になるのでしょうか?

ヒアルロン酸の注入のたるみ治療効果

オーソドックスな目の下のたるみ治療として、ヒアルロン酸注射があります。手術はちょっと……という方でもヒアルロン酸注射なら、ダウンタイムもほとんどないですので安心して施術を受けることができるでしょう。目の下のたるみ、くぼみに対してヒアルロン酸を注入していくことで目元をふっくらとさせ、たるみやクマを改善することができます。ただし、ヒアルロン酸はいずれ分解されますので、永久的な効果は期待できません。

手術に比べれば、ヒアルロン酸注射は時間もかからず、気軽に試せる方法と言えるでしょう。他にダウンタイムが少ない目元のたるみ治療としてはレーザー治療がありますが、痛みが強く、たるみにたいしての効果は十分とは言えません。しかし、最近では目元専用で痛みの少ない治療が可能になるレーザー機器を導入しているクリニックもあります。レーザーでの治療を考えているのなら、使っている機種は確認しておいた方がいいでしょう。

手軽にダウンタイムが短く・切除手術なしにこだわりたい方にはヒアルロン注射とレーザー治療はおすすめですが、しっかりとした半永久的治療効果を望むのなら、手術を受けた方がよいでしょう。

脱脂術+注入でクマも改善できる効果あり

目の下のたる取り手術でもっともオーソドックスなのは、この脱脂術ではないでしょうか?その名前の通り目の下を切開し、凹凸の原因となっている脂肪を除去するための手術です。しかし、この方法では、数年たって皮膚のたるみが逆に目立つようになってしまい、別の手術が必要になるというケースもあります。

その点を解決できるのが脂肪注入です。切除した脂肪から麻酔液を(場合によっては老化した脂肪細胞なども)取り除く処理を行い、目の下のくぼみに注入する手法で、これによって脱脂術の欠点であったくぼみが余計に目立ってしまうという問題が解消されます。ただし、脂肪細胞ははゆっくりと吸収されていってしまう作用があります。ですから半永久的に効果が続くとは言えません。また、脂肪を切除しただけでは、再び眼窩脂肪がおちてきて元ので凹凸があるたるみ状態が再発してしまう可能性があります。ヒアルロン注射よりは長持ちしますが、永久的な効果があると考えない方がいいでしょう。

手術中は局部麻酔を行いますので、痛みはそれほどありません。しかし手術ですので、注射などに「比べればダウンタイムも長めになってしまいます。その点も留意する必要があります。手術当日はコンタクトができませんので、メガネが必要になります。

ハムラ法・裏ハムラ法の目の下のたるみ手術

脱脂術+脂肪注入の弱点を克服する目の下のたるみ除去手術が「ハムラ法」「裏ハムラ法」です。手術の工程は脱脂術とさほど変わりがありません。目の下の目立たないところを小さく切開をして、突出した眼窩脂肪を処置します。ここまでは脱脂術とほぼ同じ手法ですが、ハムラ法では脂肪を切除するのではなく、くぼみとなっているクマのくぼみの部分に移植します。これによって脂肪が吸収されてなくなってしまうことをふせぎ、かつくぼんでしまった部分がフラットになるため、ふっくらと若々しい目元が戻ります。これがハムラ法です。

ハムラ法の欠点として、目立たないもののどうしても手術痕が残ってしまうという点があります。その点を解決できるのが裏ハムラ法です。眼窩脂肪の移植を、皮膚表面の下まぶた切開ではなく、下まぶた裏の結膜から行います。そのため傷痕が目の中にある形となり、外には傷が残らないというメリットがあります。しかし、この手法ですと外側の皮膚を切除しないため、すでにしわが目立つお肌になってしまっている場合、皮膚のたるみで余計にしわが目立ってしまうケースがあります。皮膚のたるみが気になる場合は、ハムラ法の方が効果的です。30代くらいまでのしわの目立っていない方は裏ハムラ法、それ以降のしわが気になり始めている方はハムラ法を選ぶといいでしょう。

ハムラ法は現時点では、一番半永久的に効果が持続する目元のたるみ取り治療と言えるでしょう。どんな施術にもいえることですが、その施術が得意なクリニックをしっかり下調べして選ぶことが、成功の近道です。